
蒸気復水より再蒸発蒸気として熱回収
フラッシュタンクは高圧蒸気ドレンを受入れ、器内圧をこれより低い圧力に保持し、低圧蒸気ドレンとの顕熱差分の熱を再蒸発させて低圧蒸気を作り出して再利用する圧力容器です。
流入復水量、発生する蒸気量に応じて、品質の良い蒸気が得られるように設計します。
フラッシュ蒸気を発生させた後の低圧蒸気ドレンは、ドレン回収装置が給水タンクに回収します。
処理復水量、発生蒸気量に依って、その容積・圧力に従って簡易圧力容器、小型圧力容器、第1種圧力容器となります。
型番構成

フラッシュタンクの特長
- 蒸気条件に合わせて蒸発面積(胴径)を設計しますので、ミストを同伴しません。
- さらに汽水分離装置を内蔵しており良質のフラッシュ蒸気が得られます。
- ドレン減速装置が設置されており、タンクのエロージョンの心配がありません。
フラッシュタンク フロー図
